true album akina 95 best -WISPER DISC-

中森明菜 true album akina 95 best -WISPER DISC-歌詞
1.スローモーション(renewal)

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお

砂の上 刻むステップ
ほんのひとり遊び
振り向くと遠く人影
渚を駆けて来る

ふいに背すじを抜けて
恋の予感甘く走った

出逢いは スローモーション
軽いめまい 誘うほどに
出逢いは スローモーション
瞳の中 映るひと

ストライド 長い脚先(あしさき)
ゆっくりよぎってく
そのあとを駆けるシェパード
口笛吹くあなた

夏の恋人候補
現れたのこんな早くに

出逢いは スローモーション
心だけが 先走りね
あなたの ラブモーション
交わす言葉に 感じるわ

出逢いは スローモーション
恋の景色 ゆるやかだわ
出逢いは スローモーション
恋の速度 ゆるやかに

砂の上 刻むステップ
今あなたと共に


2.セカンド・ラブ(renewal)

作詞:来生えつこ
作曲:来生たかお

恋も二度目なら 少しは上手(じょうず)に
愛のメッセージ 伝えたい

あなたのセーター 袖口つまんで
うつむくだけなんて

帰りたくない そばにいたいの
そのひとことが 言えない

抱きあげて つれてって 時間ごと
どこかへ 運んでほしい
せつなさの スピードは高まって
とまどうばかりの私

恋も二度目なら 少しは器用に
甘いささやきに 応(こた)えたい

前髪を少し 直すふりをして
うつむくだけなんて

舗道に伸びた あなたの影を
動かぬように 止めたい

抱きあげて 時間ごと 体ごと
私をさらってほしい
せつなさが クロスするさよならに
追いかけられるの イヤよ

抱きあげ てつれてって 時間ごと
どこかへ 運んでほしい
せつなさは モノローグ 胸の中
とまどうばかりの私


3.LIAR(renewal)

作詞:白峰美津子
作曲:和泉一弥

Platinaの 月明かり こんな切なさを
夜更けのせいだと 思ってた

一つつく 嘘で又 一つ嘘をつく
勝手な人など ゆるせない

Ah 霧のように 行方も残さず 貴方が消えてた

ただ泣けばいいと 思う女と
貴方には見られたくないわ

次の朝は 一人目覚める
愛は 悪い 夢ね

退屈な画面から 誰か 叫んでる
見知らぬ 顔した Actress

窓の隅 塗り替えた ビルが光るけど
錆てく 心は 変わらない

Ah 自分よりも 大事な誰かが 居るなら 教えて

もう貴方だけに 縛られないわ
蒼ざめた 孤独選んでも

次の朝は 一人目覚める
それが 自由なのね

ただ泣けばいいと 思う女と
貴方には見られたくないわ

次の朝は 一人目覚める
愛は 悪い 夢ね


4.陽炎

作詞:中森明菜
作曲:玉置浩二

ひかる道 彼方 陽炎景色
愛しさを おいて 今は抜け殻ね
夢を追うことは 誰にも出来ると
強さで守った 笑顔 引きずってた

あんなに あなた 愛した私
幸せと 思えるの 今でも

Mm Mm… Mm…

かさねゆく 愛を 身に纏いながら
冷めた唇で 探す情熱を
滲むフォトグラフ 二人の笑顔
知る人もなくて 深い海の底へ

あんなに ふたり 子供のように
あどけない 眼差しの 温もり

全てが輝やき 時を 愛した私
幸せと 思えるの 今でも Mm

Ah… Ah…


5.難破船(renewal)

作詞:加藤登紀子
作曲:加藤登紀子

たかが恋なんて 忘れればいい
泣きたいだけ 泣いたら
目の前に違う愛が
見えてくるかもしれないと

そんな強がりを 言ってみせるのは
あなたを忘れるため
さびしすぎて こわれそうなの
私は愛の難破船

折れた翼 広げたまま
あなたの上に 落ちて行きたい
海の底へ 沈んだなら
泣きたいだけ 抱いてほしい

ほかの誰かを 愛したのなら
追いかけては 行けない
みじめな恋つづけるより
別れの苦しさ えらぶわ

そんなひとことで ふりむきもせず
別れた あの朝には
この淋しさ 知りもしない
私は愛の難破船

おろかだよと 笑われても
あなたを追いかけ 抱きしめたい
つむじ風に 身をまかせて
あなたを海に 沈めたい

あなたに逢えない この街を
こん夜ひとり歩いた
誰もかれも知らんぷりで
無口なまま 通りすぎる

たかが恋人を なくしただけで
何もかもが消えたわ
ひとりぼっち 誰もいない
私は愛の難破船


6.水に挿した花(renewal)

作詞:只野菜摘
作曲:広谷順子

三日月からプラチナの光がもれる
気配にめざめた 部屋のかたすみに
揺れる天使を見た

くるぶしまでのびているレースのすそは
翼のかわりに はかなくひらめき
甘く語りかける

さぁ 少女のころに
返してあげましょう
かって愛された日を もう一度とり戻せるわ

あなたはたぶん あどけなさで 眠る時刻
彼女は肩にもたれながら やすらぐのね

恋する時 永遠をしばりはしない
だれもが傷つき 罪深いけれど
それも愛(いと)おしいわ

ああ ごめんなさいね
ついてはゆけない
形をかえた痛み ふたたび手に入れるだけ

花瓶の花がしおれそうで 気にかかるの
孤独で 水に挿(さ)すことさえ 忘れていた
こうしてひとり 肩を抱いて
夢をみるわ


7.予感(renewal)

作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼

どうせ 嫌われるなら
思いきり 嫌われたい

飾り立てた そのやさしさよりも
一つの真実(ほんとう)が 聞きたい

いつも引きずってた
あなたを 想えばこそ

この恋だけは 失いたくないと
ただそればかり 考えてた

あなたの心が わからない
噛みしめた唇が とても熱い

どんな 言葉でもかまわない
答えを下さい
もう疲れたの

明日へ 進みきれない
あなたを 行ったり来たり

思わせぶりの 罪を認めて欲しい
夢なら朝を迎えてる

あなたの心が わからない
予感がこの胸をつまらせる

どんな 言葉でもかまわない
答えを下さい
もう疲れたの

どんな 言葉でもかまわない
答えを下さい
もう疲れたの